2010年 06月 13日
ナーバ流しの行事(苗束流し) -茨城県行方市-
どこまでも青い水田が広がる、霞ヶ浦に近い田園地帯。
行方(なめがた)市蔵川地区はそんなのどかな場所です。
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「ナーバ流し」の行事(苗束流し)は、近隣の田植えが終わる5月24日に行われる御船神社の行事です。
この行事は五穀豊穣を願って御船神社の神田に奉納されるもので、一種の性信仰のようなものではないでしょうか?
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神田の畦で、注連縄を張った二本の竹の間に、藁で作った男性、女性のシンボルを吊るしています。
それぞれのシンボルは風が吹くことによって、男女の営みをするように見えることから、田んぼの稲が刺激を受けて、実り豊かになることを祈願するとのことでした。
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アップの写真はちょっと控えますが、このような素朴な信仰行事が残っていることに驚きます。
この「ナーバ流し」は、県道185号線の行方市立麻生第一中学校近く(潮来に向かって道路の左側)の水田の中にあります。
今でもそのままに置かれていますので、お近くにお出での際は、本当に珍しい行事ですのでご覧になって下さい。

by jazz-photo | 2010-06-13 13:07 | 歴史の風景 | Comments(6)
Commented by 銀の小鈴 at 2010-06-13 21:12 x
こんばんは~
早苗がよく育って美しい田んぼですね。
十和田の田んぼも、緑がきれいに揃っていますョ。(笑)

そう言った信仰が古くからあるらしいと
何かで読んだことがあります。
素朴でおおらかで開放的で…
ずっと受け継がれていくといいですね。
Commented by hinachan at 2010-06-14 20:37 x
ひゃー 驚きました
これ一つだけの セットでしょうか
それとも 田圃のまわりに いくつか?

毎年 新しい物 作っているのかな
思いっきりのよさに 感動です
豊作 間違いなし!
Commented by ibaraki-sanpo at 2010-06-14 21:16
信仰の形って興味深いですね。
男女の営みで五穀豊穣を祈るという発想にユニークさを感じると同時に、自然や神の存在が身近なものであったことを感じますね。

今週末でも間に合いますかね?
行ってみようかと思います^^
Commented by jazz-photo at 2010-06-14 21:52
銀の小鈴さん、」こんばんは。
はい、緑の絨毯のようになって来ました。
美しいですね。

性信仰はどこにもあるようで、子孫繁栄、五穀豊穣を祈るようです。
昔は子供が生まれると言うことが、労働力の確保になるわけですから、大切な行事だったんでしょうね。
きっとこの地区の伝統として受け継がれると思います。
Commented by jazz-photo at 2010-06-14 21:54
hinachanさん、こんばんは。
はい、神田にこの一組だけ作られます。
位置に決まりがあるようで、毎年同じ位置みたいです。

毎年、5月24日に新しいものを作って奉納しているそうですね。
伝統ある行事なんですよ。
Commented by jazz-photo at 2010-06-14 21:58
ibaraki-sanpoさん、こんばんは。
ええ、本当に興味深いです。
本当に仰るとおりだと思います。
私も毎年見に行こうと思って、仕事の都合で行けなくて・・・・。
今年ようやく実現しました。

壊しませんので、まだまだ見るチャンスありますよ。
今週末なら、絶対大丈夫です!


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