2010年 10月 02日
霞ヶ浦に程近い、石岡市井関の代田地区には、毎年8月16日に藁と杉の葉を刺した大人形を作る風習があります。 この大人形は、疫病などの災厄が集落に入り込まないようにと言う祈りを込めて、集落の入り口に一年間飾られます。 飾られた当初は杉の青々した緑なのですが、日が経つにつれ茶褐色になっていきます。 民俗学は知りませんので、あまり詳しいことはわからないのですが、茨城県各地に伝わる巨人伝説「ダイダラボッチ(ダイダラボウ)」に由来するものではないかと思います。 後姿もなかなか哀愁があって良いです! 青森県でも、大人形と似た風習の萱人形を見ました。 やはり集落の入り口に立てられていて、毎年7月に作られるようです。 (これは青森県十和田市の梅集落の萱人形で、高さは2m以上ある大きなものです。) 信仰と言うのは土地は離れていても同じような風習が残っていて興味深いですね!
by jazz-photo
| 2010-10-02 11:22
| 街角の風景
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