2015年 07月 29日
奥羽本線板谷駅のスイッチバック跡 その1 -山形県米沢市ー
私がいつも拝見しているjunchi145さんの素敵なブログ『SIMPLE PHOTO ALBUM』で、奥羽本線板谷駅が紹介されていました。
実は、依然、福島で仕事をしていた時に米沢に電車でラーメンを食べに行った時があって、その時にこの板谷駅の何とも言えない趣が気になって、是非行ってみたいと思っていたところにjunchi145さんのブログで素敵な風景が紹介されていたんですよ。
最近になって、この駅の近くまで所用がありましたので、迷わず訪問してしまいました(^^;)。
f0149209_2046571.jpg









上の写真を見る限り、山間の普通の駅のように見えますが、実際は上り下り各6本しか停車しない秘境の無人駅なんですよね。
豪雪地帯に位置する駅なので、ホームはスノーシェッドの中に設置されています。
f0149209_20495974.jpg

ただ、普通の無人駅と違うのは、山形新幹線が下りだけで15本以上この駅を通過していく事で、趣と最先端が同居する駅でもあります。
錆た柵に新幹線の赤い文字が妙に新鮮ですね。
f0149209_20485228.jpg

しかし、この板谷駅の歴史はこれではなくて、この踏切から福島方面を眺めたところにひっそりと佇んでいるのです。
左側に伸びる線路と古いスノーシェッド。
かつてこの板谷駅はスイッチバックの駅でした。
この線路の先に古い板谷駅のホームが残されているのです。
f0149209_2053196.jpg

f0149209_20555928.jpg

急勾配の途中にある板谷は、駅自体は本線から引き込んだ平坦な場所に作られていたため、列車は駅に停車するためにはスイッチバックで本線から駅にバックで入って行ったようです。
f0149209_211189.jpg

しかし、山形新幹線が開業した今、スイッチバックなど必要なくなってしまい、ひっそりと歴史の中に時間を刻むだけとなっています。
この錆びた線路の上を列車が通ることはもうありません。
f0149209_2102788.jpg

f0149209_20582925.jpg

現在の駅舎も実にひっそりとしています。
セピア色のモノクロで表現してみると、時代は違ってもかつての板谷駅と重なるような気がしますね。
f0149209_2142794.jpg

f0149209_2144019.jpg

f0149209_215724.jpg


続く

by jazz-photo | 2015-07-29 21:06 | 鉄路の風景 | Comments(0)


<< 奥羽本線板谷駅のスイッチバック...      田んぼアート -茨城県水戸市ー >>