2016年 07月 25日
地元では『虚空蔵さん(こくぞうさん)』と呼ばれて親しまれている古刹です。 HPによれば、 「村松山虚空蔵堂は、平城天皇の勅額を贈り、平安初期大同二年(807)弘法大師によって創建されました。本尊の虚空蔵菩薩は、弘法大師が鎮護国家、万民豊楽、平和祈願のために、一刀三拝の礼をつくしてお刻みになったものです。当山は平安末期より、約500年の間、領主佐竹氏の保護を受け、近世には徳川家康公より朱印地五十石を寄進され、光圀公の庇護のもと栄えてきました。 現在は真言宗豊山派に属し、三重県伊勢の朝熊山金剛証寺、福島県柳津の霊厳山円蔵寺とともに日本三体虚空蔵尊のひとつとして、厄払い・出世開運を祈願する多くの参拝者をお迎えしています。」 との事なので、本当に由緒あるお寺なんですね。 歴史の重みを感じる本堂です。 この三重塔は、明治の大火で焼失したものを平成十年(1998)に再建したものです。 また、虚空蔵さんは、十三詣りで賑わうお寺で、毎年四月の始めには、十三詣りの親子連れで賑わうことでも知られています。 また、同寺のHPによれば、 「十三詣りと云えば村松虚空蔵、村松虚空蔵と云えば十三詣りと、全国に知られております 。 生まれた年の干支(えと)が、初めて巡ってくる年(数え年の十三歳、満十二歳)に行われるのが十三詣りです。数え年の十三歳になった少年少女が、身も心も大人に成長したことに感謝するものです。この歳は男女とも人生最初の厄年であり、このとき初めて大人の寸法(本裁ち)の着物を作ってもらい、女子は「本身祝い」、男子は「元服祝い」「若衆入り」という行事を行いました。 今から百年ほど前から盛んに行われるようになりました。智恵と福徳を備えもつ虚空蔵菩薩に「一代開運」を祈願することから、「智恵詣り」や「智恵貰い」などともいわれています。とくに、毎年四月三日の大祭の前後には、たくさんの親子が虚空蔵堂に参拝します。」
by jazz-photo
| 2016-07-25 23:10
| 神社仏閣の風景
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