2010年 02月 12日
東金砂神社は茨城県の北部、旧水府村にある東金砂山(標高約500m)の山頂に位置する神社です。 盛大に行われる大祭礼は何と72年に一度しか開催されません。 前回は平成15年でしたから、次回は2075年???、到底私は生きていませんね(汗)。 この大祭礼は、72年毎の3月に東金砂神社から日立市水木浜間を約1週間かけて約75kmを往復すると言う壮大なスケールの歴史絵巻となります(なお、西側に位置する西金砂神社も一緒に大祭礼が行われます)。 この間、途中で演じられるのが有名な『田楽舞』です。 と言うことは、この『田楽舞』を見られるのは正確には72年に一度の大祭礼の日と言うことになるのですが、実は年に一度2月11日の『嵐除祭(らんじょさい)』の日に東金砂神社境内の田楽堂で奉納されますので、見ることが出来ます。 今回その『嵐除祭』を見てきましたので、二回に分けてご紹介していこうと思います。 こちらが、東金砂神社境内の田楽堂です。 実はこの日はもの凄い寒さで、息も凍るかと思うほどの冷気に包まれました。 出番前の神猿役の子供達も、火のそばが恋しいようですね。 囃し方から篠笛を借りて吹いてみましたが、なかなか良い音は出せないようでした。 リラックスした表情が良いですね。 やはり地元の皆さんと田楽の方々は同じ地区の顔見知りですから、話も弾みますよね。 こちらは獅子舞で使われるお面です。 意外に軽かったですよ。 そして、こちらの方が獅子の頭を演じます。 良い表情してます。 神事が始まりました。 氏子の皆さんや代表の方が玉串を奉納して、田楽が始まります。 神前では、神猿達が護摩餅を焼きます。 よく見えなかったのですが、十二月が書かれているようでした。 焼けた護摩餅は神猿達が参拝者に配ります。 参拝者は神猿にお金を渡して受け取っていました。 お賽銭なのでしょうか? 地元のおばあちゃんも沢山買ってました。 健康で長生きしてくださいね! 次回は、田楽舞をご紹介いたします。
by jazz-photo
| 2010-02-12 22:11
| 祭り・イベントの風景
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